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小久保隆

Takashi Kokubo

「ウィー、ウィー、ウィー」の携帯電話緊急地震速報のアラーム音や、電子マネー「iD」のサイン音、ドコモのメロディコール初期楽曲などで知られる音環境デザイナー。
「六本木ヒルズ アリーナ」の環境音楽や、「クイーンズスクエア横浜」モール内の音環境デザイン及び時報音楽、東京都渋谷駅前「ハチ公ファミリー」の時報音楽なども手がける。
近年では「福岡キャナルシティ」の館内アテンションサウンドを担当。 
自然が持つ人の心を癒す力に注目し、現代人の心に優しく響くリラクゼーションミュージックを作曲。
自然に恵まれた山梨県武川のプライベートスタジオでの制作と、東京での生活というマルチハビテーションを実践しながら、脳をリラックスさせる効果のある高周波ノイズ、1/fゆらぎ、脳波測定などの理論的背景を携え、独自に開発した立体的な音を収録可能なマイクロフォン「サイバーフォニック」を使用して音楽を作りあげる。近年では音だけでなく自然映像も手がけており、これまで収録に訪ねた国と地域は50ヶ所を超える。
 2014年にはEXILE ATSUSHI氏のセカンドソロアルバム「Music」に、自然音のトラック「Interlude」を提供、また3ndソロアルバム「Love Ballade」収録「空の彼方へ ~Endroll~」の映像を制作。
 都市・オフィス・ミュージアム等のパブリックな空間を「音(音楽)で環境デザインする」サウンドデザイナーとして活躍する傍ら、プライベート空間にも癒しの音楽を提供するアーティストとしても活動をしている。
99年には「イオンレーベル」を立ち上げ、現在までに23タイトルをリリース。なかでも「風の詩」「水の詩」はロングヒットを続け、「イヤーバカンス・シリーズ」(コロムビア)とともに好評を博している。
2007年9月には、20年の集大成であるベストアルバム「クワイエット・コンフォート」をリリース。2009年には世界各国の自然音を収録した「地球の詩」シリーズが10タイトル完結。また、リラクゼーション&ヒーリングCD販売の大手「デラ」より、2013年に「ウォーター・ヒーリング」を、2014年には音楽と映像をプロデュースした「癒しの森~フィンランド(CD+Blu-ray)」、「薬いらずの音楽~不眠解消」をリリースするなど活躍の場を広げている。2016年4月にはニューアルバム「フォレスト・ヒーリング」をリリースした。
 近年はメディア・プロデューサーとして映像制作にも力を入れており、360度パノラマ作品も手がけている。2014年には、第五回国際科学映像祭ショートプログラムコンテストにて「自然曼荼羅~調和の世界」が審査員特別賞を受賞。
そのほかG-rushという音楽制作集団を率いて「エレメンタルモンスター」「天外魔境ZIRIA」(共にハドソン)など、音で世界観を演出するゲーム音楽の作品も多数。

 

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